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 2002年4月★首都圏いきいきワイド(『雑記』のコーナーからの改稿です)

 4月3日、滝乃川学園で行われたNHKの収録に参加させていただきました。毎日17時から放送されている『首都圏いきいきワイド』の『東京探検』というコーナーで、国立市が特集されることになり、滝乃川学園が取材されたのです。

 滝乃川学園内にある、本館と呼ばれている建物(現在は使われていません)やチャペルは昭和3年に建設されたもので、老朽化が激しい為、国立市民有志の方々における保存や修復にむけての活動が注目されているのだそうです。建物と同様に、市民の皆様やピアノ技術師・小野哲さんのご尽力でよみがえった経緯を持つ、デーリングの『天使のピアノ』も取材されることになり、コンサートに出演している関係で、ピアノ演奏という大役を仰せつかりました。

 演奏するのはほんの一瞬だと勝手に思っていた私ですが、収録はその何倍もされるのですね。『あれ?まだ弾いていいの?』とちょっとびっくりしました。数分の番組ではその2,3倍といってもあまり長い時間ではありませんが、映画などの長時間ものだったら、もっとたくさん撮影しても使わないところがあるんだなあ、と想像が膨らんだり。。。。ひゃあ、大変な世界です!!

 取材中、一番印象に残ったことは、画面に映っている人の何倍ものスタッフが、画面から見えない所で支えていらっしゃったことです。私たちのコンサートでもそれは同じなのです。客席からは見えないけれど、多くのスタッフの方々に、演奏する者は助けていただいているのです。まさに『縁の下の力持ち』ですね。本当にありがとうございます!と感謝の気持ちでいっぱいになりました。
 
 取材を見学させていただき、何時間ものフィルムから編集された数分は、スタッフの皆さんの思いが凝縮された、大切な『作品』なんだなぁ・・・と実感いたしました。普段は垣間見ることのできない世界に触れ、いい刺激になりました。今まで何気なくTV番組を見ていたのですが、見方が少し変わりそうです。

(放送は4月15日に無事終了いたしました。)

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