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 2001年7月★暑中お見舞い申し上げます

 皆様、ご無沙汰しております・・・・・・。しかし今年の夏は・・・・・・。暑い。あついですねえ。

 私は寒さよりは暑さの方に忍耐力があると思っていたのですが、今年の夏にはちょっと夏バテ気味です。個人的にはクーラーはあまり好きではありませんが、同居のお方(YAMAHA C5)が湿度や温度に敏感なものですから、エアコンをかけ続けています・・・。

 今の時期、建物の中と外との温度差には参ってしまいますね。外気の暑さに油断して素手で出かけ、ホールに到着してからクーラーの寒さに「あ!手袋を忘れてしまった!」と後悔するのはよくあることです。(私だけかもしれませんが・・・)

 まわりの方々にうかがうと、夏よりも冬の方が練習がはかどるという意見は多いようです。「だから南国よりもロシアにいいピアニストが生まれたのね!」なんて思っていたのですが、つい最近大きな過ちに気づきました。アルゲリッチをうみだしたアルゼンチンを忘れていたのです・・・。

 結論:天才はどこに生まれても天才なのですね。

 去年、軽井沢に行った時のこと。早朝の散歩中、涼しい澄んだ空気の中にたたずむと、ふとどこからか「いい音色」が生まれてきそうな気持ちでいっぱいになりました。インスピレーションというのでしょうか、えもいわれぬ感覚でした。あああああ、音にしたい!!「私がヴァイオリン奏者だったら、今ここでいい音を空気中に共鳴させられるのに!」と楽器が目の前にないことを悔やんだ覚えがあります。
(ヴァイオリンだったら簡単に持ち運びができる、という単純な理由からの発想なので、別に楽器はピアノでもチェロでもフルートでもよかったのですが、ピアノよりは弦楽器の方がしっくりくる空気だったのです・・・)

 よく夏季に避暑地で音楽祭やセミナーがありますが、なるほどなあ、と実感しました。今の東京では早朝、といっても30度近くありますから、ちょっとそういう経験は難しいかな・・・?

 心地よい「芸術の秋」が待ち遠しいです。
 え?「食欲の秋でしょ」、って???わかりますか、やっぱり?(*^O^*)

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